男性不妊の原因
男性不妊の原因はテレビCMなどで観られるED(勃起機能の低下)が原因と思われている方が多いですが、実はそうではありません。
- 造精機能障害 90%
- その他の障害 10%
と、精巣でうまく精子が作られない「造精機能障害」が大半なのです。造精機能障害は染色体の異常など先天的なものもありますが、その多くは男性ホルモンの欠如、精索静脈瘤など後天的などによる原因不明の「特発性」のものです。
造精機能障害の種類には精子減少症、乏精子症(精液中の精子の数が少ない)、精子無力症(精子の運動率が低い)、精子奇形症、無精子症(精液中に精子が認められない)、無精液症(精液がでない)があります。
後天的なものとしては大人になってから耳下腺炎(じかせんえん)による精巣炎や。片方の精巣の以上、がんなどにによる放射線、抗がん剤治療でも精子の数が減ったり、無精子症になったりします。
耳下腺炎:流行性耳下腺炎、一般的におたふくかぜといわれている。反復性耳下腺炎は5-10才くらいに繰り返しおこるおたふく風邪。中学生くらいで自然に治る。
男性不妊の病院による治療
- 薬物療法 : ビタミンB1、末梢循環改善剤(カルナクリンなど)、漢方薬(補中益気湯、八味地黄丸など
- 人工授精法(AIH)
- 体外受精 – 胚移植法(IVF-ET)
- 顕微授精(卵実質内精子注入法 ICSI)
精子異常が軽い順から 薬物療法 + 人工授精、それでも妊娠しない場合は 体外受精、顕微受精と移行していきます。
気になる治療費ですが、人工授精の場合、その症状の度合によって15-40万程度のようです。
男性不妊に効果のある漢方、サプリメント
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漢方は原因によって処方がわかれます。無精子症か精子無力症(この症状の人が多い)んいは補中益気湯を用います。この漢方で効かない場合は下記の漢方を試してみます。
造精できない場合 : 過去に感染症(クラジミア、淋病など)の経験がある人に多く発症します。この場合は冠脈通塞丸。
精子が少ない場合: 腎陰虚の体質になっているので知柏地黄丸や杞菊地黄丸などを用います。年齢が進むと腎陰虚になる人が多いのですが、最近では不規則な生活やストレスから若い人にも多くみられる症状です。
痰湿(水はけの悪い体質)の場合 : 顔が青白くいつも疲労過多の人です。脾臓と腎臓に問題がある場合が多いので、腎に効果のある漢方も服用していきます。補中益気湯、十全大補湯、と一緒に八味地黄丸、六味地黄丸などを用います。
サプリメント : ペルー産 マカ、マレーシア産 トンカットアリ が不妊専門医の間で注目されています。